営業再開のお知らせ

このたびの東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々に
謹んでお悔やみを申し上げますとともに、
被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。

この度の東北地方太平洋沖地震におきまして先週末まで
臨時休業しておりましたが、22日より営業再開いたしました。

東北地方太平洋沖地震の影響による印刷用紙供給のめどは
本日現在の製紙会社~紙卸商からの情報でも、
見通しが立っていない模様ですが
印刷機材販社として対応可能な技術課による機械修理対応、
情報伝達加工会社としてのウェブデザイン、電子書籍、企画制作系業務
については再開しており業務を行っております。

NTTの光ファイバーの社内断線も22日、夕方に復旧し、
社員へのメールによる連絡、ならびに弊社入稿サイトへの
データアップロードなどについても全て復旧しております。

この間、皆様にはたいへんご心配とご迷惑をおかけしました。
震災後すぐに多くの方からの心あたたまる励ましのご連絡をいただき
大変ありがたく勇気づけられました事、この場を借りて感謝申し上げます。

株式会社 ヨシダコーポレーション
代表取締役 吉田末男

 

【全印工連による印刷組合、機械メーカー、製紙会社の動向をまとめたサイトはこちら】

 

情報伝達加工業に携わる私たちができること

今般の東北地方太平洋沖地震に関する対応については、上記のようになりました。

 

以下は企画開発室、丸岡の私信となります。

 

震災以上に原発トラブルの方が毎日状況が変化し、予測のつかない事態が続いています。

 

とはいえ、震災も同じ福島県浜通り地方でも甚大な被害を出し、宮城、岩手では壊滅的な打撃を与え今も救済を待つ人々が多数おられます。

 

このような状況の中で、少なからず「情報伝達」に関わるものとして何ができるか?

を考えていました。

 

このサイトは私が知り得た情報のうちシェアするに良いなと思われるものを取り上げています。

 

今回も自宅待機が決まった中でメディアの報道や状況変化を家族と共に見守るばかりの数日で、しかしこういう時機だからこそ家族が一致しながら共に居るという事が大切で貴重な時間でした。

そのような者でもできること。

 

被災地の方々の中には、家族と離ればなれになったり、行方不明の中、不安や心配の日々を送られている方々が多数おられます。

 

電話や携帯電話がほとんどつながらなくなった中で、今回、地震発生直後でも機能していたのはTwitterやfacebook、Gmailといったアメリカにサーバー拠点を持つクラウド系ソーシャルサービスでした。

 

日本の国外にあるクラウド系ソーシャルサービスのインターネットという元々、軍事目的で局所的な打撃を受けても情報通信ができる仕組みの恩恵を今回の震災でも体験しました。

 

クラウドという事の意味も、日米という距離を隔てた地理的条件にある海外にデータを置いてある安心感といったものとして明確になりました。

 

安否を気遣う方々と避難被災者をソーシャルメディアやメールといったIT系の仕組みでサポートいくこと。たとえ、それが役に立つのか、役立てていただけるかは別としてサポートしたいという意志を持って発信すること。

 

それが現時点でも、私がこのサイトの更新を通じてできることだと思われました。

 

実際、当社で営業他のメンバーが上述のようなコミュニケーション手段を有効に活用して外部と連絡を取り合えていたかというと決してそうでもありません。

 

スマートフォンにせよ、Twitter、facebookにせよまだまだ一般の方への普及はこれからで、しかも今回被災した方々の地域では高齢者なども多く、そういった方々が常用しているものとしては携帯電話が関の山で、その頼みの綱の携帯電話が各キャリアとも回線的にパンクし、ほとんどつながらなくなるという事態で非常時の連絡を取る手段としては、その脆弱性を露呈した感もあります。

 

こういった事態でも何らかで連絡を取りうるスマートフォンと上述のソーシャルメディアを使って緊急連絡が取りうる使い方を教えたり、サポートしたりすることは今後、ますます必要になるでしょう。

 

とはいえそれらデバイスも充電する電気に依存し、また津波のような水に濡れたら使えなくなるものでもあります。

 

それでも尚、いざという時の安否確認でお互いが連絡を取り合える手段、かつ位置情報も正確に伝えうる手段としては唯一現在手元にあって、スマートフォンのGPS情報付き写真やツイートで救援すべき場所を指し示してくれることもありましょう。

 

どんな技術も完璧なものはありません。

 

それらは全て人を少しだけ機能拡張してくれる道具にすぎず、頼りすぎない、過信しないで使うならばとても有用な道具です。

 

上記の観点で今回の震災の支援に役立ち有効だと思われる仕組みを早期に提供、作られているサイトへのご案内をします。

 

 最後に…。

 

被災地の救援は現時点ではプロの方々に任せるべき段階で、一般人が直接的なボランティアに向かうには、相応の知識と経験、装備、準備がなければ現地の貴重な食糧、物資をボランティアがいたずらに消費するだけだと言われています。

 

できることで有効なことは義援金などの寄付による金銭的支援。

それもしかるべき適切な団体を通じての寄付が有効だと思います。

 

それらドネーションのためのアクセスポイント、参照点についてもご案内します。

 

被災地の方々が経験している苦しみに、いくらかでも寄り添っていけるものになれば幸いです。

 

寄付については「ほぼ日」の糸井重里さんが平たく、わかりやすく、しかし、実効性のある形の

考えを書いておられました。共感しましたので以下にリンクを掲載しておきます。

 

東日本大地震、義援金、救援金の寄付について

義援金

また、Google チェックアウト を利用して義援金を送ることができます。(100 円以上 50,000 円以下)

* 集められた義援金は、日本赤十字社にて開設される予定の義援金窓口へ寄付され、被災者への支援、被災地の復興のために使われます。

Google Person Finder

避難所名簿共有サービス
URL: http://goo.gl/ganbare

避難所にいる方によって撮影された名簿写真をPicasa ウェブアルバムを通じて共有するサービスです。

詳細はこちら

 

Google 自動車・通行実績情報マップ

http://www.google.com/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011_traffic.html

 

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